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目指せ!F1ドライバー!

F1レーサーを目指すレーサーのブログ
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2008年ポッカ1000km 併催 F4西日本シリーズ 第5戦 決勝(鈴鹿フルコース)
2008年8月23日 鈴鹿フルコース

F4西日本シリーズ 第5戦 決勝
【雨  使用マシン:F4 SK97】


昼過ぎごろから、急激に雨脚が強くなり、
決勝レースはできないのではないか?
と思われてた中。

レース30分前ほどから雨が弱まり、
決勝レースは通常のウェットレースになりそうでした。


グリッドでは、監督の計らいでGT300チームの
レースクイーンを付けていただきました。

ありがとうございました。




フォーメーションラップスタート。


スタートのギアと、クラッチミートを確認してスタートしていきます。
ウェットコンディションということで、
コース上の水の状態とグリップ状況を確認しつつ、
タイヤに熱を入れて走行していきます。

それほど多くの水は残っておらず、
タイヤもしっかりグリップしてくるのを感じていました。


フォーメーションラップが終わり、再びスターティンググリッドに整列します。


すべてのマシンがグリッドに整列すると、
グリーンフラッグが振られ、
スタート5秒前のボードが提示されました。

一斉に高まる排気音。


通常のスタートよりも少し低めの回転数で調整していきます。

そして、レッドシグナル点灯!


・・・

!!

少しクラッチをつないでしまいマシンが若干動いてしまいました!

が、直ぐにブレーキでマシンを完全に停止させ、
シグナルに集中します。

そして、レッドシグナル消灯と共にレーススタート!!



スタートの蹴りだしから、1速、2速の加速と悪くないスタートでした。

しかし、ここからがサバイバルの始まりでした。
2速で加速する途中から、巻き上がる水しぶきで一気に前が見えなくなってきました。
それでも全開で加速し、3速へシフトアップ。

突如、リアがホイルスピン!
直ぐにアクセルを調整しますが、調整がきかずにリアのグリップが回復しません。
直ぐさま4速へシフトアップして、弱い力でしっかりグリップさせるようにしますが、
それでもグリップが回復せずに、リアタイヤはホイルスピンを続けます!

もはや水しぶきで、目の前にいるはずのマシンも、
右にあるはずのコンクリートウォールも、何も見えない状態で、
なぜすべっているのかがまったく理解できませんでした。

間違えて、3速から2速へ入れたかも知れないと思い、
すかさず3速へ入れますが、回転数が上がり余計にグリップを失ってしまいました!
すかさず、4、5速とシフトアップさせて、
ようやくタイヤのグリップが回復して加速し始めました!


しかし!!

次の瞬間、目の前に加速に失敗したマシンが現れて、あわや追突というところで、
右に避けました。

再びタイヤのグリップを失ってしまい、ピットレーンの方へ滑ったまま進んでいきます!
が、何とかコースアウトする寸前でグリップが回復。

そこから加速しようとしますが、5速ではあまりにも回転数が下がりすぎていて、
思うように加速できずに、後ろから来たマシンに抜かれてしまいました。


なぜ突然こんなにも、グリップしなくなってしまったのかを理解しないまま、
ありえないほど低速で1コーナーへ飛び込んでいきます。

どんどん抜かれてしまう。
と思っていたのですが、なぜか周りのマシンも同じような速度で、
一緒に1コーナーへ進入していきました。


1コーナーから2コーナーにかけて、少し目の前が開けた間に、
必死に状況を確認していきます。


2コーナーで、アウト側で加速に失敗したマシンをインから抜いて、
S字コーナーへ。

S字一つ目へ飛び込むところまでは何とか見えていたのですが、、
S字コーナーへ飛び込んだと同時くらいで、
大量の水しぶきで、まったく前が見えなくなってしまいました!


コースがどこにあるのかすら、まったく分からないまま、
もはや勘ででステアリングを切り込んでS字コーナーを抜けていきます。


しかし!!?


S字の二つ目を抜けたあたりから、
マシンが真っ直ぐ進まなくなってしまいました!
リアのアームが折れたのか??

いくら、カウンターを当ててマシンの方向を修正しても、
直ぐにマシンが横を向いてしまいます!


仕方なく、マシンは横を向いたままで、
何とかコントロールして走っていきます。


逆バンクまで来たあたりで、その症状は少し収まって来ました。
・・・
「マシンは壊れていないのか??」

壊れていないならいける!
と、時折チラっと見える前方のマシンの影を頼りに、
そのままダンロップコーナーを駆け上がります。


ダンロップコーナーを登っていくと、
1回、2回、3回と、マシンが横に振られてまともに走れません。

さらに、デグナーカーブが近づいたところで、
水溜りに捕まり、一気に滑っていってしまいました!
カウンターを当てながら、なんとかマシンをコントロールしていると、
突然!!

真っ白な水しぶきの中から、
スピンしてとまっているマシンが現れました!!


危ない!!

と思い、当てていたカウンターを一瞬減らして、
マシンの方向を変えて再びカウンターを当てたまま、
何とか避けて、デグナーカーブへ。


ところが、デグナーカーブへ入った直後から、
再びマシンが横を向いたまま走り出してしまいました。

「やはりマシンが壊れているのか?それで、車が真っ直ぐ走らないのか?」

集中してマシンの状況を感じ取りながら、
デグナーカーブ1つ目から、2つ目までは横を向いたまま、
走っていきます。

デグナーカーブ2つ目を抜けたあたりから、
マシンの挙動は少し収まりました。
そこで初めて、
「マシンは問題ない。ハイドロが起きているんだ。」
とうことに気が付きました。


ヘアピンコーナーを抜けると、路面状況はそんなに悪いことも無く、
スプーンコーナーまで、早めのシフトアップでほとんど全開で抜けていきます!
スプーンカーブもバンクがあるため、
それほどの水量ではなく、通常のウェットラインで抜けていきます。


そこから、バックストレートに向けて全開で加速していきます!
若干のハイドロが起きましたが、5速からの加速もほとんど問題なく
加速していきました。

が、速度が上がるにつれて、前走者の巻き上げる水のために、
まったく前が見えない状態に!!

右を見ても、左を見ても現在走行している場所が分からず、
真横に見える芝と、ガードレールを頼りに走行していました。
雨量から考えて200メートルの看板が通りすぎてから反応
していたのでは間に合わないと判断し、
後ろから来るマシンに追突されないことを祈りながら、
時間的に考えてブレーキングポイント近づいて来た段階で、
アクセルを戻して前のマシンとの距離を空けて、
少しでも前が見える状態を作りながら、
ブレーキの上に足を乗せて構えていました。

直後、200メートル看板と思われるものが通りすぎるのを確認!
と同時にブレーキ!!

明らかに自分よりも早いペースで進入していった前走者は、
やはりコーナーを曲がりきれずにスピン!

しかし、これだけ手前からスピードを丁寧に合わせて来たにもかかわらず、
マシンが外に飛んでいきそうになるのをギリギリのところで抑えて、
何とか130Rを抜けていきました。


シケイン手前は問題なくブレーキでき、そこからシケインを抜けていくと。


!!?

突然のアンダーステアで大きく膨らみ、
さらに、それを抜けて最終コーナーに向けて、
右方向にステアリングをきり始めた直後、
ステアリングの方向を完全に無視した状態で、
10メートルほど斜めに流されていきました!

最終コーナーは、雨量が多いときは完全に湖状態になってしまうのです。


それを抜けると、バンクが効いたているため、
水のたまりにくい区間が続き、
一気に、3→4→5速と加速していきます。


が!!!


5速で加速していると、ストレートで突然車がふらつきホイルスピン!
ストレートは前のマシンの水しぶきのために、
ほとんど前が見えない状態だったので、
水溜りなどがどこにあるのかもまったく分からない状態。
何度も何度も、突然スピンしそうになるマシンをコントロールして、
フラフラになりながら1コーナーまで走行していきます!

1周を走った中では、メインストレートが一番コントロールが難しい状態でした。
事実、2台のマシンはストレートでスピンしてマシンを降りました。


この時点で、前のマシンに近づいてもまったくマシンが見えなくなってしまうので、
オーバーテイクするところまで近づくことは危険すぎると感じていました。

とにかくマシンをコントロールすることが難しい状況のため、
マシンをコース内に留めておく事だけに集中して走行すれば、
前を行くマシンの何台かはコースアウトする。

そうすればおのずとポジションをあげることができるだろうと考えて、
とにかくリスクを犯さない走りに転換して走行していきます。



S字コーナーに入ると、やはりマシンを真っ直ぐ走らせること
自体が非常に難しい状態でした。
ダンロップコーナーを駆け上がって行くと、
東ショートカットを過ぎたあたりで大きな水溜りがあり、
滑ってしまい、さらにそこから3回にわたって、
川になっている部分があり、そこを通るたびにマシンが横を向いてしまって
なかなか前に進めません。

そうしてようやくデグナーカーブ手前まで来ると、
ブレーキングポイントの手前から大きな水溜りが広がっていて、
しばらくの間はコントロール不能に陥りました!

水の抵抗で減速させつつグリップが回復すると同時に、
ブレーキングで何とか減速!
アウトギリギリを通ってデグナーカーブを何とか曲がります。

デグナーから加速してヘアピン手前の、110Rコーナーに入ると、
再びハイドロでコントロール不能に!
しかし、ここは何とかコントロールを回復してスピンを回避。


バックストレートまで来て、5速全開中に突如ハイドロでコントロール不能に!!
一気にコース真ん中あたりからコース右端まで流されてしまいますが、
間一髪!
なんとかコントロールを回復して走り出します!
こんな状態では、とにかくスピードの乗るストレート区間が一番危ない状態で、
ハイドロでコントロール不能に陥るたびに、神経が削られていきます。

130Rを抜けてシケインへ。
シケイン立ち上がりでは、再びハイドロで横に滑っていきます。
それが終わると、そこからメインストレートへ向けて一気に加速していきます。

しかし、5速に入れたあたりで、左のタイヤだけが水溜りに入り、
その瞬間!水の抵抗で一気にマシンが左方向に振られます!

これも、カウンターを当てて何とかこらえて、マシンを真っ直ぐに戻しますが、
もはやストレート走行中の半分くらいはハイドロが起きる状態で、
1コーナーが近づいてきたわけでもないのですが、
アクセルを踏み込んでいくことができないために徐々に減速していってしまいます。。


さらに状況が悪化した3周目のヘアピン手前で、
痛恨のミス!!
ハイドロでマシンがコントロールできないほどに滑り出してしまいました!!

昨年のF1日本グランプリでクラッシュしたアロンソのシーンが頭をよぎります。。
(アロンソは、100Rを全開で曲がっている最中に、
リアタイヤがグリップを失い、次の瞬間にイン側のガードレールに激突!!)


右へ向いていってしまうマシンに対して、
一気に必要以上に左にカウンターを当てて、
一瞬タイヤがグリップした瞬間のハイサイドを利用してマシンを
左方向に向けます!

と、同時に、クラッチを切ってブレーキでタイヤをロックさせて、
後は、物理の法則にしたがって滑っていくマシンの成り行きを
見守るしかありませんでした。。


幸い、マシンはヘアピンコーナーアウト側ギリギリのところで止まり、
そこから直ぐに再スタートできることができました。
しかし、その間に1台のマシンに抜かれてしまい、
ポジションを1つ落としてしまいます。



前との間隔があいてしまったので、
まずはそれをつめていこうと、プッシュしていきます!


しかし、4周目に入ってそこら中で黄旗が振られていて、
危険なためペースを少し落として走行していました。
が、S字まで走行したところで、
黄旗の下に「SC」というセーフティーカーボードが表示されている
ことに気が付きました。

前がいないにもかかわらず、それだけの間ボードに気がつかないほどに
視界が悪かったのです!
そんな状態では、セーフティーカーが導入されるのも当たり前ですね。


レース再開時のチャンスを待つために、
この間に前のマシンを追いついていきます。

しかし、ほとんどペースを落としていないにもかかわらず、
一向に前が見えていきません!

そのまま5周目に入って、ヘアピンを立ち上がったところで、
ようやく前のマシンが見えてきました。

多分、セーフティーカーのペースが速すぎたんでしょう。
F4の方が軽くてタイヤが太いため、
ハイドロプレーニング現象が発生しやすく、
セーフティーカーが普通に走っているつもりでも、
F4は簡単にハイドロが発生してしまって
ついていくことが難しかったのです。


ここからは、セーフティーカーの後ろでタイヤが冷えないように、
必死で暖めていきます。
また、雨の状況を見ながら、これだけ水溜りがある状況の中でも、
どこを走れば一番水が少ないのか、
また、ハイドロが起きるポイントはどこなのかを確認しながら、
走行していきます。


セーフティーカーランが続いたまま、
3周ほどが過ぎたころ。。。
ようやくこの雨量でのラインを見つけ出してきて、
いつセーフティーカーが解除されてもいける!!
と思っていました。

しかし、前のマシンが少しペースを上げると、
前がまったく見えなくなり、
依然として危険な状態は続いていました。


そして、8周目。
1台がマシントラブルのためにコース脇にマシンを止めてしまいました。
それが原因で赤旗になり、そこでレース終了。


オーバーテイクやバトルをすることなどは危険すぎてできず、
そのほとんどがセーフティーカーランで終了した、
レースとは言えないようなレースでした。




土砂降りの雨の中、
最後まで応援してくださったみなさん。
今回は予選から、思うような結果を出すことができず、
申し訳ありませんでした。

このような激しい雨の走行の中でたくさん学ぶことがあり、
たくさん成長することができた1戦になったのではないかと思います。
この経験を次のレースに活かすことが出来るように、
これからも頑張ってまいります。

今後ともよろしくお願いいたします。
| F4 レース | 00:14 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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